ルート306

自分向けにモチベーション維持でつづっております。

鈴鹿エンデューロ8hr

鈴鹿エンデューロ8hr出場。

 

初めての8hrのメンバーで参加させて貰いました。

過去は4hr。

 

ドラコキャップから

アンカーを言い渡されました。

 

夕方の自分の番までは、

マネージャー役で、

少しでも勝ちに貢献できるように

自分なりに考えて出来る事をしました。

 

僕以外の5人のメンバーで回して貰って、

役割を果たしていくのが頼もしいと同時に

迫り来るプレッシャーをヒシヒシと感じ、

良い緊張感で時間があっという間に過ぎて行きました。 

 

残り1時間10分まで先頭集団の3チームに残っていて

しびれる展開。

 

50/58周で先頭と40秒のタイムギャップを広げられる。

緊急事態。

スクランブル対応で、1周交代でタイム差を埋める。

 

自分も予定より早く走る。

1周思いっきり踏んで繋いだ。

 

みんなの力で2位のチームに追いついた事を知らされて

良かったとほっとする。

ドラコキャップの判断が的確で男前でした。 

 

最後の2周、ドラコキャップから、

行くかと聞かれ、行かして下さいとお願いする。

 

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サポートライダーの人から、

前後のタイムギャップを伝えられ、1位は無理、後ろは4分差。

2位争いをいかに、勝ち切るかという事だけと頭にインプットされた。

 

相手は絶対王者なので、

勝つすべを探りながら走る。

 

ピット交代時間も考えて、

意図的に交代出来ない時間で調整し最終周に入る。

 

自分は我慢してついて行く事を想定していたが、

全く牽く気配が無いので、自分が先頭で走る。

それも相手の作戦なので、それをどうこう言うつもりも無い。自分も同じ。

そのうち、ゆっくり先頭交代する。

 

今までに何回も一緒にレースで走らせて貰っていて、

実力は均衡しているので慎重になる。

 

ヘアピンからしかけてみる。

アタックするも、直ぐにぴったり後ろに着かれる。

またスローダウンする。

 

最終コーナー立ち上がりに入り、

早めのスプリント開始するも、ここも後ろにぴったりつかれる。

 

一旦、踏むのをやめて、

タイミングを見計らう。自分が先頭で走る。

 

ふと、左からアタックする選手が見えた。

4位のチームジャージ。

 

まずいと思って踏むも、

頭に無かったので一瞬おいて

スプリント開始。

 

慌てて踏んで詰めたが、

フィニッシュラインを過ぎた。

間に合わなかった。0.28秒差

 

3位/550チーム

 

ゴールして茫然とした。

頭の整理がつかなかった。

 

せっかく繋いでくれたのに、

申し訳ないという気持ち。

 

自分自身まだまだという事を

改めて思い知った。

最後まであきらめなかった3位の子との

気持ちの差で既に負けていた。

 

チームとしては、

4時間が2位

8時間が3位

悪くは無い。でも誰も満足していないと思う。

 

少し休んで、また次のステップに挑戦したいと思う。

応援していただいた方、有り難うございました。