鈴鹿エンデューロ8hr
初めての8hrのメンバーで参加させて貰いました。
過去は4hr。
ドラコキャップから
アンカーを言い渡されました。
夕方の自分の番までは、
マネージャー役で、
少しでも勝ちに貢献できるように
自分なりに考えて出来る事をしました。
僕以外の5人のメンバーで回して貰って、
役割を果たしていくのが頼もしいと同時に
迫り来るプレッシャーをヒシヒシと感じ、
良い緊張感で時間があっという間に過ぎて行きました。
残り1時間10分まで先頭集団の3チームに残っていて
しびれる展開。
50/58周で先頭と40秒のタイムギャップを広げられる。
緊急事態。
スクランブル対応で、1周交代でタイム差を埋める。
自分も予定より早く走る。
1周思いっきり踏んで繋いだ。
みんなの力で2位のチームに追いついた事を知らされて
良かったとほっとする。
ドラコキャップの判断が的確で男前でした。
最後の2周、ドラコキャップから、
行くかと聞かれ、行かして下さいとお願いする。
サポートライダーの人から、
前後のタイムギャップを伝えられ、1位は無理、後ろは4分差。
2位争いをいかに、勝ち切るかという事だけと頭にインプットされた。
相手は絶対王者なので、
勝つすべを探りながら走る。
ピット交代時間も考えて、
意図的に交代出来ない時間で調整し最終周に入る。
自分は我慢してついて行く事を想定していたが、
全く牽く気配が無いので、自分が先頭で走る。
それも相手の作戦なので、それをどうこう言うつもりも無い。自分も同じ。
そのうち、ゆっくり先頭交代する。
今までに何回も一緒にレースで走らせて貰っていて、
実力は均衡しているので慎重になる。
ヘアピンからしかけてみる。
アタックするも、直ぐにぴったり後ろに着かれる。
またスローダウンする。
最終コーナー立ち上がりに入り、
早めのスプリント開始するも、ここも後ろにぴったりつかれる。
一旦、踏むのをやめて、
タイミングを見計らう。自分が先頭で走る。
ふと、左からアタックする選手が見えた。
4位のチームジャージ。
まずいと思って踏むも、
頭に無かったので一瞬おいて
スプリント開始。
慌てて踏んで詰めたが、
フィニッシュラインを過ぎた。
間に合わなかった。0.28秒差
3位/550チーム
ゴールして茫然とした。
頭の整理がつかなかった。
せっかく繋いでくれたのに、
申し訳ないという気持ち。
自分自身まだまだという事を
改めて思い知った。
最後まであきらめなかった3位の子との
気持ちの差で既に負けていた。
チームとしては、
4時間が2位
8時間が3位
悪くは無い。でも誰も満足していないと思う。
少し休んで、また次のステップに挑戦したいと思う。
応援していただいた方、有り難うございました。