ルート306

自分向けにモチベーション維持でつづっております。

ツールドおきなわ 50km フォティー

今年で3回目の挑戦。


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1年目2位

2年目56位 残り数キロ落車影響

3年目(今回)

 

おきなわの50kmカテゴリーは、

この年代のスプリント最速を決める位置づけ。

そこにモチベーションがある。 

 

https://www.instagram.com/p/BbV5lzPnCrs/

 

ただ今年の出場に関しては、100kmと最後まで迷った。

理由は自分の特性がどっち付かずと言う事と、

50kmは不可解な落車が多くリスキー。

 

 

でも去年落車に巻き込まれて、

最後のスプリントに加われず納得が行かないから

50kmに決めた。

 

今年は諸般の事情で練習時間確保が難しく、

結果は良くない。

 

それでもおきなわ前は時間をやりくりして

トレーニングに打ち込んだ。

 

おきなわ前のレースは、

平田クリテC2で、

スプリント勝負で勝てて、

調子は上がってきた。

いろんな事に気遣ってレースに備えた。

 

おこがましいけど

自分のライバルとしては、

 

何と言ってもV3中の白鳥さん、

圧倒的なスプリント力がある。

 

そしてオリンピアンのChenさん。

体格が半端ない。ロングスプリントの印象。

 

 

谷口さんも調子がいいとパワーで太刀打ち出来ない。

 

岡野さんも優勝経験者で勝ち方を知っている。

 

30代からの突き上げもある。

 

その他、各地大会で結果を残している人が集まっているので

本当に油断出来ないし、簡単には行かない。

 

機材:SUPER SIX EVO Black inc

ホイール:レーゼロカーボン

コンポ:7900Dura 10s  ※クランクSRAM RED  53/39*11/23

重量:7.0km(重り500g)

 

今までC24を愛用していたが、

レーゼロカーボンは初速が速く、上りも得意。

巡航も当然リムハイトの恩恵でC24より上。

 

ただカンカンに張ったC24より剛性不足だけが気になる。

スプリントはC24より若干落ちるかもしれない。

 

平地勝負なので普通はディープリムの方が有利かもしれないが、

試した事がない。

 

https://www.instagram.com/p/BbWDW79nDCx/

 

 

レース当日

くもり  22℃ 例年に比べ肌寒い 北北東の風4m

 

名護市役所前 7:06 スタート。220人強

 

 

 

R58からR449海岸線を美ら海水族館方面へ。

進行方向右前から風が吹く。

 

例年通り谷口さんが動いてくる。

白鳥さんは例年に比べ前の方をキープしている。

風の影響で落車に巻き込まれない策か。

 

前半の落車はリカバリー出来ると考えて、

体力温存を優先させた位置をキープ。

 

本部警察署付近の幅員減少ポイントは、

毎年危ないので先頭付近で通過。

 

 

美ら海水族館付近

上り区間はそこそこのペースで楽ではない。

脚に疲労が蓄積されないように、

意図的に前で入り少し遅れる。

 

やり過ぎるとあっという間に後方に飲み込まれ

脱出不能で落車リスクがあるので

ほどほどに。

 

 

R505 新里漁港海岸線

 

いつも先頭付近にいる

Chenさんの動きがわからない。

ジャージの色も昨年と変わっていて見つけづらい。

 

谷口さが数回アタックしていく。

白鳥さんはずっと先頭付近。

 

岡野さんは自分と同じような位置にいる。

 

横風があるので、こういう時は

後ろにいても脚が削られる。

 

 

確か25kmで補給を行い万全を期す。

補給無しの場合、

自分は40km付近でパワーダウンする。

 

 

今帰仁 天底SP

ここの上りも脚を使いたくない。

上りで上げていく人とそうでない人。

上りきってもジワジワ上りが続く。

 

 

 

中尾の交差点からR58

 

いよいよ平坦区間残り10km。

追い風基調のはずだが、走っているとわからない。

 

この区間は、毎年落車しているので

いかに巻き込まれないかがポイント。

 

ペースは去年より速くないように感じた。

 

 

残り3km

 

ここからが落車祭りになるので、

先頭へ出て位置を上げる。

 

スピードが上がり、暫くして落車の音。

音からすると規模は大きいと思う。

タイヤのバースト音も。

 

 

最終コーナー

 

先頭に数人いて3列目付近と最高の位置をキープ。

白鳥さんが右前にいて後ろに付く。

ここまでの工程は完璧。

 

残り300メートルで白鳥さんは風を受けて走っている。

いつ発射するのかタイミングを見る。

 

スタートが遅れて1年目負けているので、

真後ろでは無く、

少しラインを外し直ぐに発射出来る位置に付く。

 

残り200メートルでアタック開始。

白鳥さんも踏む。

 

1回づつの踏みでじわじわと離される。

やばい。

 

これは2位だと思った瞬間、

 

左からChenさん、

右からは岡野さんが来る。

 

Chenさんは伸びてきた。加速が違う。

やられた。

 

岡野さんが横に来た時、

もう一度踏み直した。

 

そのままフィニッシュラインを超える。

白鳥さんに完敗。

目の前でV4達成される。

 

3位か4位自分でもわからず結果を待つ。

 

結果が遅れて直ぐに出ない。

20分くらいか。

 

1.4秒/100 で4位だった。

 

白鳥さんと真っ向勝負した。

白鳥さんに勝ちきれなかった時点で負けだ。

本当に強い。

 

表彰台に立てなかったは残念だけど、

自分の努力が足りなかった事や、

方向性が間違っていた事に悔しい気持ちでいっぱい。

 

残り200メートルまでは完璧だった。

完全な状態でスプリント出来たと思う。

 

ただ今年のレースで不安要素であった

スプリントの伸びが無かった。

 

自分の中では、

複数の問題点と足らない所があると思っているので

そこは改善しなければならない。

 

 

最後のスプリントでいつも落車があるが、

落車も無くガチ勝負出来た事はよかった。

 

前が早めにしかけた為、

斜行して前に出る状況が無かったからだと思う。

 

 

まあ今年は、

無事帰って来れて良しとしよう。

悔しいけど。

 

ホビーレーサーの優先順位

・怪我をしない

・機材を壊さない

・最後に生きた証を残す

 

 

 

最後に、

一緒に走ってくれた方々、

応援してくれたチームの方々、

会社のチームのみんな、

そして家族に感謝し、

来年もまた走る事が出来たら最高。

 

走るとしてもカテゴリー?